(1) 七重の塔(モニュメント)
かつて相模の国の国分寺が建立された歴史の地、海老名。その国分寺の規模は奈良の東大寺に匹敵する国内最大級だったそうである。
昔の「七重の塔」は約65メートルの高さがあったが、海老名中央公園にある「七重の塔」は 1992 年、実物の約三分の一縮尺で建てられた記念碑である。
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(2) 温故館(郷土資料館)
群役所の建築様式を取り入れ大正7年4月に建築された海老名村役場庁舎で半世紀にわたり使用された。
改築し昭和57年に温故館として開館した。内部に相模国分寺跡、国文尼寺跡に関する展示の他海老名市の歴史を年代順に展示している。
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(3) 海源寺・鐘楼門(中新田)
檜材が多用され細部様式は18世紀前期~中期頃の特徴を示している。
市内における社寺建築代表的な遺構である。
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(4) 大ケヤキ(国分南)
現、国分寺(薬師堂)の参道入口にある大ケヤキで郷土の銘木として古来より知られ、今なお枝を張り茂っている。
昔この辺りが相模湾の入江であった頃、漁師が舟をつなぐために打ったケヤキの杭が根付いて大ケヤキになったという伝説がある。逆さケヤキとも呼ばれている。
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(5) 三島神社の2代目ご神木(社家)
昔話に「三島神社と大蛇」というのがあるが、初代のご神木は槻(ケヤキの一種)。
今は神殿の裏手に見事に茂る大槇が遠い過去を知らぬげに収まっている。
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(6) 目久尻川のカッパ像
目久尻川にカッパが住んでいたという昔話から、この川に掛かる橋の欄干にカッパ像が立っている。
季節毎に着るものが変っているのは、地元の人の楽しみか?
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(7) かかし祭り(中新田)
毎年、秋に豊作を祝ってかかし祭りが行われる。世相を反映したかかしが登場しコンテストも行われる。
小田急線北側の上郷の田んぼでも同様に行われている。秋の風物詩である。
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(8) 相模大堰(社家)
相模川に掛かる東名高速道路の下流100メートル、昔ちょうど「岡田の渡し」があった所に設置されている取水場で、
1日1,300,000立法メートルの取水ができる神奈川県広域水道企業団による水道用水取水施設である。
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